『ザ・シークレット（ロンダ・バーン　角川書店刊）』

内容
古くはダ・ヴィンチやシェイクスピア、現代ならばアインシュタインやマザーテレサも実践していたと言うこの「秘密」。
それは、思考は現実化するという、「引き寄せの法則」のことでした。
非常にシンプルで、それでも難しい「引き寄せの法則」について、とても丁寧に書かれています。
映画化されているそうで（映画化を目的として書かれた本らしいです）、本よりもさらにインパクトが強く分かり易いと言う話を聞きました。
観てみたいのですが、簡単に調べたところ、日本では映画公開もDVD化もされていないのが残念です。

読書動機
某メルマガで紹介されていた1冊です。
そのメルマガの発行者はカウンセラーの方なのですが、パワフルで、でもどうやらかつてはかなりのコンプレックスを抱いていたようで、心理学やカウンセラーの勉強をすることで克服…とまでは行かずとも、上手く付き合っていけるようになった方のようです。
私自身、自分に対するコンプレックスが強いので、親近感を持ってメルマガを読んでいました。
よくこの引き寄せの法則について端的に書かれているので、影響を受け、手に取りました。

感想
望めば叶う、ということは多くの本で書かれていたことなので、「秘密」と言うタイトルから受ける印象ほど、新鮮ではないかもしれません。
潜在意識に訴える、とはまた微妙に違うニュアンスなのですね（こちらのほうはCDブックなどで視聴していましたが）。
私はあまり読んだことがない内容だったので、興味深かったです。

大切なのは願った後、信じて待つこと。これがなかなか難しいのですよね…。

それほど長い本でもなく、分かりにくい内容でもないのですが、翻訳文がイマヒトツなのか、すんなり頭に入ってこなくて、読み終わるまで苦戦しました。